「毛先がバサバサ」「指通りが悪い」「髪が絡まってブラシが通らない」
そんな髪質の悪さに悩まされている人も多いのではないでしょうか?
これらはヘアダメージによって起こるものですが、そもそも髪は何によってダメージを受けてしまうのか。
これを理解していないと、美髪を取り戻すことはできません。
ということで、今回は知っておくべきヘアダメージの原因についてまとめていきたいと思います◎
「トリートメントを使っていれば大丈夫」は大間違い!
しっかりダメージの原因を知って髪質改善に役立てましょう♪
目次
【ダメージ絶大!】ヘアダメージの原因パート①カラー・パーマ
まず最初に知っておくべきなのが、カラーリングやパーマによるダメージの大きさです。
毎月髪を染めて、パーマも頻繁にしている。
そんな方も少なくないかと思いますが…これらは想像以上に髪に大きなダメージを与えます。
確かに染め剤やパーマ液の質は昔に比べてはるかに良くなっており、以前と比べると髪への負担も少なくなってはいます。
が、しかしそれでもヘアダメージは避けられません。
そもそもカラーリングは、アルカリ剤や還元剤の成分でキューティクルを開き、酸化染料を浸透させて化学変化によって発色させるもの。
無理矢理キューティクルを開くわけですから、相当のダメージがかかるのは当然のことです。
でもこれまでカラーリングやパーマをしてきた方にとって“染めるのを止める”というのはなかなか難しいことですよね(´∀`;)
そんな方はアフターケアをしっかり行うだけでもダメージ軽減に役立ちます。
カラーリングやパーマをした後の数日は、セルフトリートメントを徹底的に◎
カラーの場合は色持ちを良くするシャンプーを使うのも効果的です。
またトリートメント成分が入ったカラートリートメントは、自宅にいながら少しずつ髪色をチェンジできるので、ヘアダメージが深刻な方には特にオススメ。
ヘアカラーと比べると色の入りや色持ちは悪くなってしまいますが、髪や頭皮への負担が格段に減らせるので、髪質改善を最優先に考えている方は試してみると良いでしょう。
カラーリングの理想的な頻度は2ヵ月に1回。
1ヶ月に1度のペースでカラーリングをしている人は、境目が目立たないよう暗めの色に変えるなどの工夫をして、染める回数を減らしていきたいですね。
【お肌だけじゃない!】ヘアダメージの原因パート②紫外線
お次のダメージ要因は『紫外線』です。
紫外線が肌に及ぼす影響については広く知られていますが、これは髪にとっても決して良いものではありません。
特に髪や頭皮はもっとも紫外線が当たる場所。
夏に髪色が色あせやすいのも、紫外線の影響によるものなのですΣ( ̄ロ ̄lll)
では紫外線が当たると髪にどのような悪影響を及ぼすのか。
まずは、先ほども書いているように髪色の変化です。
そう、実は紫外線は毛髪の内部のメラニンを分解してしまうんですね~(◎_◎;)
これによっていくら健康な髪でも赤茶けた色になり、場合によっては白っぽく見えてしまうことも!!
また、紫外線は毛髪のタンパク質を構成する“システィン”という結合部分にもダメージを与えるため、髪がすっぱりと切れて切れ毛や枝毛といったヘアトラブルが起こってしまいます。
ヘアダメージの要因には様々な種類のものがありますが、その中でも特に紫外線は要注意。
紫外線の怖いところは、髪の毛だけでなく頭皮にも絶大なダメージを与えるトコロです。
紫外線を浴びると髪の毛をつくるもととなる毛母細胞が上手く働かなくなり、新しい健康な毛髪が作られなくなってしまい、そのせいで毛が細くなったり、場合によっては髪そのものが十分に作られず薄毛になってしまうケースも。
さらに髪の毛を黒くする細胞がある毛根に紫外線ダメージが加わると、白髪が発生するとも言われているのです(ノД`)
最近では髪や頭皮用の日焼け止めも販売されていますが、紫外線が与える影響を考慮すれば、活用すべきなのは一目瞭然!
「わざわざ日焼け止めを使うのはちょっと…」と抵抗がある方は、帽子や日傘などでしっかりブロックするようにしましょう◎
*髪用の日焼け止めにはミルクタイプやスプレータイプなど様々な種類があります。
何となく面倒なイメージを持ってしまいがちですが、種類によっては手軽なものもあるので、ぜひ一度使ってみてくださいね(^_-)-☆
【まだまだある!】ヘアダメージの原因パート③その他編
ヘアダメージの要因は日常の中にもたくさん潜んでいます。
例えば、髪を乾かさずに自然乾燥をする。
『ドライヤー=髪が傷む』というのも間違いではありませんが、自然乾燥の方がよっぽど髪への負担は大きくなってしまいます。
そもそも髪の表面には、うろこ状に重なり合うようにして髪を覆い、バリアの役割をする“キューティクル”があります、このキューティクルは髪が濡れると開いた状態になり、髪内部の水分やタンパク質が流出しやすくなってしまうのです。
また髪が濡れたままだと、頭皮が蒸れて雑菌が繁殖しやすくなったり、頭皮が冷えて血行悪化に繋がり抜け毛が増える…という可能性も無きにしも非ず。
長い時間高温でドライヤーをかけるのはNGですが、自然乾燥にも大きなデメリットがあることをしっかり覚えておくようにしましょう。
そしてもう一つ、ダイエットや健康維持のためにプールに通われている方も多いかと思いますが、プールに含まれている『塩素』も髪にダメージを与えます。
塩素には脱色作用もあるので、プールから出た後はしっかりシャンプーをして塩素を流すのが◎。
ヘアダメージがあると手触りが悪くなったり枝毛や切れ毛が増えるだけでなく静電気も発生しやすくなるので、ダメージ要因をひとつでも減らすよう心がけたいですね!
*豚毛のブラシは静電気が起こりにくくなってオススメ!
静電気にお悩みの方はお試しあれ♪
セルフトリートメントで美髪を取り戻せ!
これまでヘアダメージの原因について色々と書いてきましたが、今回はそんなダメージをケアする方法についてまとめていきたいと思います♪
ダメージケアの定番。
…と言えば、やはりトリートメントですね(^_-)-☆
自宅にいながら誰でも簡単にダメージケアができる。
その手軽さも魅力の一つですが、インバストリートメントもアウトバストリートメントもしっかり効果を発揮してくれる頼もしい存在です。
ただしアウトバストリートメントに関して言うと、髪質によって相性があるので、自分の髪に合ったものを選ぶことが大切◎
★オイルタイプ★
水分をはじく髪質の人にオススメ。
この髪質の人は、ミストタイプやミルクタイプのトリートメントを使っても水分を弾いてしまうので髪にほぼ吸収されず、全く効果がありません。
★ミストタイプ★
髪が細く、ペタンコになりやすい人にオススメ。
オイル&ミルクタイプのものでペタンコになってしまう人はミストタイプを試してみると良いでしょう。
★ミルクタイプ★
水分を吸収しやすい髪質にオススメ。
水分を吸収しやすい髪質の人がオイルタイプを使うと、吸収しすぎてしまい、髪がベタついてペタンコになってしまうのでミルクタイプが◎です。
またカラーリングをした後は、特に念入りにケアすることが大切です。
ヘアダメージを修復する作用のある『マカデミアナッツオイル』や『ローズヒップオイル』、『オリーブオイル』などが入っているトリートメントを使ってしっかりとケアしてあげましょう。
ちなみに…よほど髪のダメージが深刻な場合は、美容院でトリートメントをするのも一つの手段です。
もちろんその場合も自宅でのトリートメントをお忘れなく◎
自宅ケアのみの場合と比べると費用はかかってしまいますが、美容院のトリートメントにはやはりそれなりの効果が期待できます。
ただし髪の補修だけでなく、頭皮環境を整えることにも目を向けなければなりません。
前々回も書いているように、紫外線は頭皮環境を悪化させ、髪に悪影響を与えますし、冷えによる血行不良も健康な毛髪作りを妨げる要因になります。
トリートメント等のダメージケアも必要ですが「頭皮環境が悪いために健康な髪が生えてこない」というケースもありますので、頭皮の状態を良くすることにも気を配るようにしましょう。
食生活と睡眠習慣にも気を配るべし◎
髪の状態は、栄養バランスの偏りや睡眠不足、ストレスなどによって悪化する場合もあります。
外側からのケアだけでなく、体の内側からケアすることにも目を向けて、ダメージのない髪を取り戻してくださいね(^_-)-☆
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