乾燥肌ってどんな肌?知っておくべき原因と対策方法まとめ!

お肌がつっぱったり化粧ノリが悪くなったり痒みを伴ったりと、何かと厄介な乾燥肌

乾燥肌と言えば気温湿度が低下する秋~冬の肌悩みとして知られていましたが、最近では季節を問わず乾燥に悩まされる人が増えているようです。

でも…

そもそも乾燥肌とはどういう状態の事を指すのか。
まずはその点をクリアにしていきましょう◎

意外と知らない!乾燥肌ってどんな肌?

【乾燥肌とは】

乾燥肌とは、お肌のうるおいを保つ働きをする「天然保湿因子」や「角質細胞間脂質」の減少、また「皮脂」の分泌量が減ることにより、角質層の水分量が低下している状態のことを言います。

そう、私たちの皮膚のうるおいは、この「天然保湿因子」と「細胞間脂質」、皮脂を元に構成される「皮脂膜」によってキープされており、これらがバランス良く保たれていることで、健やかな肌を維持することができるのです。

そしてその中でも最も角層の水分を多く保持しているのが、細胞間脂質(セラミド)です。

細胞間脂質(セラミド)によって保たれている水分は、角層に保持されている全水分のおよそ約80%をも占めるともいわれており、残りは天然保湿因子が18%、2%が皮脂膜によって維持されていると言われています。

乾燥肌はセラミドを補うべし、とよく見聞きするのも、細胞間脂質(セラミド)の働きを知れば納得というもの◎

乾燥肌を放っておくと敏感肌や皮脂欠乏症を引き起こす恐れがあるため、乾燥を感じた場合は一刻も早く適したケアを行うことをオススメします。

知っておくべき!~乾燥肌の種類とその特徴まとめ~

乾燥肌と一口に言っても、様々な種類があるのをご存知でしょうか?

一般的に乾燥肌と呼ばれるものは、冷房や暖房による空気乾燥や、紫外線による肌ダメージが原因だとされていますが、そのほかにも「脂性乾燥肌」「老人性乾皮症」「アトピー性皮膚炎疾患」といったものがあります。

今まさに乾燥肌対策を、と考えている方も少なくないかと思いますが、乾燥肌の種類によって引き起こす原因が異なってくるため、まずは自分の肌タイプを見極めることが大切◎

さっそくそれぞれの特徴をチェックしてみましょう。

【脂性乾燥肌(インナードライ)】

肌の水分蒸発を防ぐために、皮脂が大量に分泌されてしまい、結果的に肌表面はテカリが目立つのに、内側は乾いているといった状態になります。
洗顔のしすぎや、あぶら取り紙の使用、油分の与えすぎ、生活習慣などが原因で起こると言われています。
*脂性乾燥肌については次回詳しく!

【老人性乾皮症】

加齢によって皮脂の分泌量が減少することで起こります。
皮脂分泌が低下すると、皮脂膜が薄くなって角層の水分が減少しやすく、乾燥肌になりやすくなります。
かゆみを伴いやすいのも老人性乾皮症の特徴です。

【アトピー性皮膚炎】

アトピー性皮膚炎の原因は未だはっきりと解明されていませんが、遺伝性の皮膚の乾燥や皮膚のバリア機能の低下、またダニや食事等のアレルギー、ストレスなどが要因ではないかと考えられています。
さらに乾燥肌がアトピー性皮膚炎を引き起こすケースもあるため、アトピー性皮膚炎の場合はスキンケアが非常に重要になってきます。

このように乾燥肌には様々なものがありますが、中でも年々増えているのが脂性乾燥肌(インナードライ)です。

次回は20代~30代女性に起こりやすい脂性乾燥肌の特徴についてまとめていきますので、「当てはまるかも?」と思われた方はご覧になってみてくださいね♪

侮るなかれ!ホルモンバランスの変化が肌に与える影響とは?

20代~30代の女性に多い脂性乾燥肌(インナードライ)は、空気乾燥や紫外線ダメージといった外的要因に加え、生理周期やストレスなどによるホルモンバランスの変化や食事等の生活環境が原因で起こると考えられています。

また、このタイプは乾燥によって皮脂の分泌が盛んになるためオイリー肌と間違えやすく、皮脂を取り過ぎるなど誤ったケアをしてしまう事も改善しにくい理由の一つ。

が、しかしこういった要因の中でも、20代30代の女性が特に注目したいのが「ホルモンバランスの変化」です。

そう、実は女性ホルモンの一種である黄体ホルモン(プロゲステロン)には、皮脂の分泌を増やしたり、水分量を低下させる作用があるのです。

「生理前にニキビが出来やすい」と感じる20代~30代の方も少なくないかと思いますが、これはまさに生理前2週間ほどで多く分泌される「黄体ホルモン(プロゲステロン)」の作用によって毛穴が詰まりやすくなるため。

卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が増える時期になると自然に収まりますが、黄体ホルモンが多く分泌される時期は食生活に気を配り、睡眠不足にならないようにするなど規則正しい生活習慣を意識することが大切です◎

脂性乾燥肌は、皮脂の分泌量をムダに増やさないことも大事。

自分が脂性肌なのか、はたまた脂性乾燥肌なのか見極められない場合は、コスメカウンターで数値を測定してもらうのも一つの手段ですよ♪

ストレスでインナードライ肌になるのはどうして?

ストレスも脂性乾燥肌(インナードライ肌)を引き起こす原因の一つ。

というのも、ストレスを受けた際に分泌される男性ホルモンには黄体ホルモンと同じく皮脂を分泌する作用があるのです。

女性は男性に比べて男性ホルモンの分泌量が少ないため、分泌される皮脂の量も男性に比べて少ないのが一般的ですが、ストレスが過度にかかってしまえば過剰に皮脂が分泌されるようになってしまいます。

そしてこの時に水分量が低下していると、肌表面はテカテカなのに肌内部は砂漠状態…といった典型的な脂性乾燥肌に陥ってしまうのです。

ストレスを溜めない生活を送ることはなかなか難しいのが実情ですが、ストレスを忘れて夢中になれる趣味を見つけたり、友人と楽しくおしゃべりをする時間を確保したり、好きな映画を見たりと、リフレッシュする方法を見つけることも大事◎

乾燥肌や脂性乾燥肌の人に多い大人ニキビは、「その原因の8~9割がストレスからくる男性ホルモンの過剰分泌である」ともいわれていますので、大人ニキビをはじめ様々な肌トラブルの原因になり得るストレス対策はきちんと行っておきたいですね。

混合肌ってどんな肌タイプのことを言うの?

乾燥肌の中には脂性乾燥肌(インナードライ肌)と混同されやすい『混合肌』と呼ばれるものがあります。

混合肌は別名コンビネーションスキンとも言われていますが、これはその名の通り、オイリー肌と乾燥肌が部分的に混在している状態のことを言います。

例えば、Tゾーンは脂っぽいのに頬や顎は乾燥している。
これは典型的な混合肌の症状です。

このタイプの対策としては、まずその部分に合ったお手入れをしてあげることが大切。

オイリー肌の箇所に油分の多いクリームなどを塗るのは控え、逆に乾燥している箇所は洗顔料を使用せずに洗う(朝のみ)、といった方法が効果的です。

また、乾燥肌と同様に紫外線やエアコンによる乾燥といった外的要因に加え、食生活の乱れや睡眠不足、ストレスといった内的要因も混合肌を引き起こす要因の一つ。

おでこや鼻など目立つ部分がテカっていると、どうしても全体がオイリー肌だと思ってしまいがちですが、勘違いをしたままケアをしてしまうと一向に改善することができなくなってしまうので、まずは自分の肌状態を把握することから始めるようにしましょう◎

40代~50代のお肌が乾燥しやすい理由とは?

40代~50代は乾燥肌に悩まされることが多い年代。
そう、40代50代は乾燥の要因が重なる要注意世代なのです。

まずこの世代で乾燥肌になりやすい要因となっているのが、肌内部に存在している保湿成分の減少。

例えばコラーゲンやヒアルロン酸、セラミドといった成分です。

「コラーゲン=ハリを支えるもの」だと思われている方も少なくないかと思いますが、コラーゲンは肌のうるおいを保つ役割も担っているため、コラーゲンの産生量が低下してしまうと乾燥肌になりやすくなってしまうのです。

そしてもう一つの要因となっているのが、女性ホルモンの分泌量が急激に減少することです。

中でも卵胞ホルモン(エストロゲン)は、コラーゲンの産生を促進させる作用があり、細胞をみずみずしく保つ働きがあります。

しかし40代~50代になると、このエストロゲンの分泌量がガクンと減ってしまうため肌が乾燥しやすくなる、というワケです。

では、どのような対策をとればいいのか?

これにはいくつか方法がありますが、スキンケアに関して言えば「セラミドを補う」そして「コラーゲン産生をサポートする成分を補う」方法がオススメです。

最近では、セラミドの産生をサポートする『ライスパワーNO.11』配合の化粧品も複数販売されているので、直接補うのではなく育てるケアをしていくのも一つの手段◎

一つ注意点を挙げるとすると、コラーゲンはコラーゲン配合の化粧品を使用しても増やすことはできないので、産生をサポートするビタミンC誘導体やFGF(グロースファクター)配合のアイテムを選ぶようにしましょう。

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今さら聞けない!肌のバリア機能の働きとは?

乾燥肌は、とにもかくにも素早い対策が必要。
乾燥を感じているにも関わらずそのままにしておくのはご法度です。

乾燥肌になると肌のバリア機能が低下し、さらに乾燥が進行したり、敏感肌になったりと百害あって一利なし。

でも…そもそも「バリア機能が低下する」とはどのようなことなのか?
今回はその点を掘り下げていきたいと思います◎

【バリア機能が働くからこそ健やかな肌を保てる!】

肌のバリア機能とは、紫外線や乾燥、埃、雑菌といった外部刺激から皮膚を守ってくれる機能のことを言います。

さらに、皮膚肌の水分が必要以上に蒸散するのを防ぐ役目を果たしているのもこのバリア機能です。

そんな肌のバリア機能は、乾燥肌に不足しがちな「細胞間脂質」と「天然保湿因子」、「皮脂膜」が整っている状態で正しく働くため、乾燥肌を放置していると肌を守る力や水分を保持する力が低下。

バリア機能が低下すると乾燥肌になるだけでなく、抵抗力が落ちることでニキビが出来やすくなったり、ターンオーバーの乱れによってくすみが起こったりと、様々な肌トラブルを引き起こしやすくなってしまいます。

またバリア機能が低下するとお肌が老化しやすくなるという点も怖いところ。

紫外線から肌を守る力が弱まる=紫外線ダメージを受けやすくなるということですから、結果的にシミやシワといった年齢肌サインが出やすくなってしまうのです。

「お肌が乾燥気味かも?」
と思ったときは、高保湿タイプの化粧品に切り替えるなど早めの対策を講じるのが◎!

さらにスキンケアのほか、部屋の湿度管理や食事での対策も併せて行うと効果的ですよ(^_-)-☆

冬になると肌が乾燥しやすいのはなぜ?

一年で最も乾燥しやすい『冬』

この時期は気温や湿度が低下することに加え、暖房によって室内が乾燥することで乾燥肌になりやすくなると考えられています。

そしてもう一つ。
冬場に乾燥しやすい要因として考えられているのが『汗をかかなくなること』です。

冒頭でもお伝えしているように、お肌のうるおいは細胞間脂質と天然保湿因子、皮脂膜によって守られていますが、3つ目の皮脂膜は、毛穴から分泌される皮脂と汗が混ざり合うことで作られるのです。

最近では夏場でも汗をかきにくい体質の人が増えているようですが、年中乾燥肌に悩まされている方は、この体質が少からず影響を与えているのかもしれません。

汗をかきにくい人は定期的に体を動かして、体質改善を目指すことも乾燥肌対策のひとつ。

また、38℃~39℃くらいの低めの温度で30分~1時間程度じっくり入浴すると、汗腺の働きが活発になるので、運動が苦手な人は入浴で改善を試みると良いでしょう◎

★次回は乾燥肌の改善に効果的な食べ物について。
栄養バランスの偏りを自覚している方は要チェックですよ♪

乾燥肌に効果的な食べ物を積極的に補うべし!


まず肝に銘じておかなければならないのが「お肌は食べたもので作られる」という点。

また、お肌に良いとされている栄養素には様々なものがありますが、どれか一つを重点的に摂っていても対策にはならず、あくまでもバランス良く補っていくことが大切です◎

今回は乾燥肌対策にオススメの栄養素をいくつかご紹介しますので、これらの栄養素をうまく組み合わせてバランスの良い食事メニューを組み立ててくださいね♪

【乾燥肌対策に有効な栄養素】

①ビタミンA

皮膚や粘膜のうるおいを維持したり、ターンオーバーを活発にする。

★多く含む食材★
レバー、うなぎ、青魚(イワシやサバなど)、卵、牛乳、緑黄色野菜(ほうれん草やにんじんなど)

②ビタミンB群

肌が乾燥することで起こる炎症を抑えたり、ターンオーバーを活発にする。
皮脂の分泌量をコントロールする作用も。

★多く含む食材★
豚肉、大豆、卵、納豆など

③ビタミンC

乾燥肌の予防に必要なコラーゲンの生成を促す。
さらに抗酸化作用があるため、肌老化の予防にも役立つ。

★多く含む食材★
赤ピーマン、黄ピーマン、ブロッコリー、柿、いちご、キウイフルーツなど

④セラミド

皮膚を外的刺激から守り、角質層の水分を保持する。

★多く含む食材★
コンニャク、しらたき、黒豆、大豆、小豆、ひじきなど

そのほか、皮膚の元となるタンパク質も丈夫な肌を維持するために不可欠な栄養素です。

タンパク質を多く含む肉類や魚類、卵、乳製品、大豆製品などを積極的に食事で補うようにしましょう◎ 

逆に脂質や糖質過多の食事は肌荒れを起こしやすくなってしまうので、炭水化物の摂り過ぎにはご注意くださいね。

【自宅でできる!】簡単肌質チェックで肌タイプを見極めよう♪


最後に肌質をチェックする簡単な方法をご紹介したいと思います◎

この簡単チェック法は必要なものは一切ナシ、時間もそれほどかからないので、是非皆さんも一度実践してみてくださいね♪

【肌質診断のやり方】

洗顔をしてから化粧水などをつけずにそのまま放置し、肌のつっぱり感が落ち着くまでの時間や状態で肌質を見極めます。

 20分以内に落ち着く …脂性肌
 30分程度で落ち着く …普通肌
  40分以上かかる …乾燥肌
部分的に時間が変わる …混合肌(乾燥肌+脂性肌)

万が一、診断中に我慢できないほどのつっぱり感やかゆみなどが出た場合はすぐに中止してください。

特に敏感肌の方はかゆみ等の違和感を感じる可能性がありますので、かゆみなどが生じた場合は化粧水やクリームで保湿をしてあげてくださいね。

また、こちらで紹介した肌質チェック法はあくまでも簡易的なものです。

より正確な結果が知りたい方は、コスメカウンターや市販の肌チェッカー(3,000円程度)を購入して計測してみると良いでしょう◎