若々しい印象をキープする上で不可欠な『お肌のハリ』。
不思議とハリがあるとそれだけで若く見られ、逆にハリがなくしぼんだ印象だと見た目年齢がぐっと引き上げられてしまうものです。
ということで、今回はハリをなくさないための美容術や、すでに失われつつあるハリをUPさせる方法を分かりやす~く解説♪
将来のために予防ケアをしたいと考えている方はもちろん、今現在ハリ不足にお悩みの方も是非チェックしてみてくださいね(^_-)-☆
目次
まずはハリが失われる原因をきちんと知っておこう◎
お肌のハリを低下させる主な原因は『乾燥』と『紫外線ダメージ』です。
乾燥は角質層のバリア機能を低下させ、肌のハリ・弾力に影響を与える厄介なもの。
そして紫外線は、お肌の真皮層に存在し、ハリや弾力を生み出すコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を破壊してしまうのです。
もちろん年齢を重ねることでもハリは失われますが、肌の老化は約8割が光老化によるものだと言われており、とにもかくにも紫外線対策は必要不可欠!
「日焼け止めを塗るのは夏場だけ…」という方もいるかもしれませんが、紫外線は冬でも雨の日でも私たちの肌に届いているため、年間を通して欠かさずケアすることが大切です◎
特に目元や口元など、皮膚が薄くかつ表情によって動きやすいパーツの保湿ケア&UVケアは徹底的に。
小さいシワ(ちりめんジワ)はたるみの前兆ですので、小ジワを見つけた時は要注意ですよ!
やっぱり怖い!紫外線対策を徹底するべき理由とは?
今回は、ハリの低下と紫外線ダメージの関係について掘り下げていきたいと思います。
まず、ハリを支えるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といった物質ですが、これらは肌の表皮の奥にある『真皮層』に存在し、同じく真皮にある線維芽細胞によって生み出されています。
しかし線維芽細胞の力が衰えると、コラーゲンなどが変性したり、減ってしまうなど支障をきたし、ハリや弾力の低下へとつながります。
そして!!
この繊維芽細胞にダメージを与えるのが…、そう『紫外線』です。
紫外線はコラーゲンやエラスチンに直接ダメージを与える力も持っているのですが、その他にも繊維芽細胞の働きを弱らせ、コラーゲンなどの生成を阻害する力も持ち合わせているのですΣ( ̄ロ ̄lll)
しかも紫外線のうち『UV-A波』は、雲や窓ガラスを透過し、さらに表皮をも通り抜けて真皮に届くため、自宅にいてもオフィスにいても雨の日でも決して油断はできません。
また、UV-Aは「エネルギーが小さい」という点も怖いところ。
じりじりとしたダメージを感じられていれば危機感も持てますが、強いエネルギーを持つUV-Bとは異なり、浴びていることにすら気付きにくいのです。
一度浴びた紫外線は、確実に記憶され、シミやシワ、ハリの低下としてあらわれるもの。
紫外線のリスクを理解すれば、「UV対策が必要!」と散々言われている事にも納得できるのではないでしょうか。
日焼け止めは正しく塗らないと意味がない!
日焼け止めは“ただ塗る”だけでは不十分!
たとえ毎日欠かさず塗っていたとしても、塗り方がおざなりでは十分な効果は得られません。
ということで、今回はハリ不足にならないために知っておくべき『正しい日焼け止めの塗り方』についてまとめていきたいと思います♪
【量はケチらずたっぷりと!】
これは化粧水や保湿クリームなどにも言えることですが、日焼け止めとて十分な量を塗らないと思うような効果は得られません。
使用量の指示がある場合はその通りに使用し、指示がない場合はたっぷりと使う◎
また、塗りムラがあってもNGです。
これは紫外線ダメージを受けるだけでなく、最悪焼けムラが出来てしまうので、きちんと均一に塗るようにしましょう。
【朝塗るだけでは意味がない!】
日焼け止めはこまめに塗り直すことが大切。
朝塗ったからと言って安心できるものではありません。
特にウォータープルーフタイプでない日焼け止めは、汗でどんどん流れ落ちてしまうため要注意。
ウォータープルーフタイプの日焼け止めも少しずつ効果が薄くなってしまうので、2時間~3時間に一度は塗り直すようにしましょう◎
【顔以外のパーツも忘れずに!】
手の甲や首、デコルテは紫外線を浴びやすい場所。
そして、その影響で年齢が出やすいパーツでもあります。
特に手は水仕事などで乾燥もしやすく、ハリが失われやすいところ。
保湿はもちろんですが、日焼け止めもきちんと塗ってあげることをオススメします。
【古い日焼け止めはすぐに捨てるべし!】
古い日焼け止めの使用は、十分な紫外線防止効果が得られないだけでなく、くすみやシミ、ハリ低下といった肌トラブルの原因にもなりかねません。
日焼け止めの使用期限は製品によって異なりますが、一般的には開封後1年以内に使い切るようにとされています。
ただし…保管状況によっても左右されるので、出来る限りそのシーズン中に使い終えるのがベスト◎
夏前に開封した日焼け止めを翌夏使う、というのは避けた方が無難でしょう。
*オーガニックの日焼け止めは極端に使用期限が短いものもあるので、期限が記載されていない場合はメーカーに確認することをオススメします。
ハリ改善に効果的な美容成分はコレ!
今回はハリ低下の予防・改善にオススメの成分をいくつかご紹介したいと思います♪
まずは…ハリが低下する原因の一つである『乾燥』に効果的な成分から◎
ズバリ、乾燥対策にオススメなのは、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸、セラミドといった成分です。
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸は化粧品で補っても真皮にまで届かないため直接増やすことはできませんが、これらの成分は保湿効果が高いため、乾燥によるハリの低下を防ぐことができます。
特にセラミドはお肌の水分を維持するために不可欠な成分。
セラミドが不足するとうるおいが保てなくなるだけでなく、バリア機能が低下し、紫外線が侵入しやすくなってしまうため、積極的に補うことをオススメします◎
そしてお次は、二つ目のハリ低下要因である『真皮層のダメージ』にアプローチする成分。
これはビタミンC誘導体やレチノール(ビタミンA)といった成分が効果を発揮します。
美白効果があることで知られているビタミンC誘導体やレチノールは、いずれも線維芽細胞が活発に働くようサポートする働きがあり、この働きによってコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の生成が活発になると言われているのです?
このほか、グロースファクター(FGF)やプラセンタエキスも同様の効果が期待できるオススメの成分◎
より効率的に効果を実感したい場合は、美容成分の濃度が高い『美容液』を取り入れると良いでしょう。
お肌のハリを高める栄養素&食材とは?
若々しいハリ肌を保つためには食生活に気を配ることも大切!
いくらお肌に良い成分を基礎化粧品で補っても、栄養が十分に摂れていなければ効果を得にくくなってしまいます×
ということで、ココではハリ肌キープに効果的な栄養素&食材をまとめていきましょう♪
【肌のハリに良い食べ物はコレ!】
①タンパク質
タンパク質は体を構成する主成分であり、肌細胞もこのタンパク質から作られます。
また、タンパク質は体内でアミノ酸に分解され、コラーゲンなどをつくり出す原料にもなる超重要な栄養素。
不足すると肌の新陳代謝の活動にも影響が出るため、しっかりと摂取するようにしましょう。
<多く含む食材>
鶏むね肉、鶏ささみ、赤身肉、納豆、高野豆腐、卵など
②ビタミンA(βカロテン)
ビタミンAはコラーゲンやコラーゲンを生み出す線維芽細胞の酸化を防ぐ働きが期待できる頼もし~い栄養素。
他にも肌のターンオーバーを助ける働きや、過剰な皮脂の分泌を抑える効果があるとされています。
<多く含む食材>
レバー、うなぎ、モロヘイヤ、ブロッコリー、カボチャなど
③ビタミンC
こちらもビタミンAと同じく抗酸化作用をもつ必須栄養素◎
前回もお伝えしたようにビタミンAとCには繊維芽細胞を活性化させ、コラーゲンの生成を促す効果も期待できるので、しっかりたっぷり摂っておきたいですね?
<多く含む食材>
黄ピーマン、赤ピーマン、ケール、イチゴ、柿、柑橘類など
④ビタミンE
『若返りのビタミン』とも呼ばれるビタミンE。
ビタミンEも抗酸化ビタミンの一つで、活性酵素の働きを抑えたり、血行を促進するなどの効果が期待できます。
活性酵素はコラーゲンやエラスチンを変形させ、ハリを低下させてしまう厄介なもの。
抗酸化作用をもつ栄養素を積極的に補い、体の中からエイジングケアを行いましょう◎
<多く含む食材>
たらこ、いくら、モロヘイヤ、アーモンド、ヘーゼルナッツなど
筋肉の衰えもハリがなくなる要因の一つ!
お肌のハリは表情筋が衰えることでも低下します。
真皮層のコラーゲンやエラスチンがしっかりしていても、皮膚の下にある筋肉に皮膚全体をしっかりと支える力がなければハリを維持することはできないのです。
特に、無表情で過ごす時間が長い人は要注意!
表情筋のエクササイズや猫背姿勢の改善など、筋肉の衰えを予防・改善するケアも併せて行うようにしましょう◎
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