乾燥肌の方必見!知っておきたいおすすめの“保湿成分”6選

ここ数年増え続けている『乾燥肌』や『敏感肌』。

環境的に乾燥しやすい秋~冬の季節だけでなく、年間を通して乾燥肌に悩む人も増加傾向にあると言われています。

そんな乾燥肌さんや敏感肌さんにとって頼りになるのが、お肌のうるおいをUPさせてくれる保湿成分の数々◎

乾燥に負けないお肌を取り戻すためには積極的に保湿効果の高い成分を補っておきたいところです。

そこで今回は、乾燥肌・敏感肌さんが知っておきたい保湿成分豆知識をまとめていきたいと思います。

①【保湿成分の王様!】セラミドの働きを知っておこう◎

よく乾燥肌や敏感肌におすすめと紹介されている『セラミド』。

セラミドは、表皮の1番上の層である角質層の中に存在している『細胞間脂質』を構成する成分の一つで、NMF(天然保湿因子)が抱え込む水分をサンドイッチのように間にはさみ込み、水分を逃がさない働きをします。

この働きを“水分保持能”というのですが、セラミドは最も水分保持力が強く、お肌を健やかに保つ上で非常に重要な役割を担っているのです。

セラミドが不足すると水分保持力が低下し、お肌が乾燥する。
さらにバリア機能が低下するため、あらゆる肌トラブルが発生しやすくなる。

こうしたセラミドの働きを見れば、積極的に補うべしという意見にも納得できるのではないでしょうか。

ちなみにこのセラミドは、NMF(天然保湿因子)と同じくターンオーバーの過程で生成されます。

ターンオーバーが正常でないとセラミドが十分に生み出されず水分保持力も低下してしまうため、ターンオーバーの乱れを招く寝不足や栄養不足にも十分注意することが大切です◎

乾燥肌を改善するためには、スキンケアだけでなく生活習慣の見直しも!

しっかり保湿すると共に、内側からのケアにも気を配っていきたいですね(^_-)-☆

知っておくべき◎セラミドは種類によって効果や働きが異なる!

セラミドと一括りに言ってもその種類は様々。

原料によっても異なれば、同じ種類のセラミドでも得意とする分野が微妙に違ってきます。

例えば…

★ヒト型セラミド
酵母を利用して作られており、ヒトの肌にあるセラミドとほぼ同じ構造をしている。

★馬セラミド
馬の脳や脊髄から抽出された動物由来のセラミド。
天然セラミドとも呼ばれる。

★合成セラミド
セラミドに類似した物質を化学的に合成したセラミド。
ヒトの肌にあるセラミドとは構造が違い、大量生産も可能でリーズナブル。
疑似セラミドとも呼ばれる。

★植物性セラミド
米や大豆、トウモロコシ、コンニャクなどから出来ているセラミド。
アレルゲンになりにくいことで注目されている。

ヒト型セラミドや馬セラミドは、高い効果が期待できる反面お値段も高価に。
その一方で合成セラミドが使用されている化粧品は比較的リーズナブルです。
*乾燥肌さんから人気がある“キュレル”は合成セラミドが使われています。

そして…ヒト型セラミドの中でも複数の種類があります。

私たちのお肌の中に複数種のセラミドが存在しているように、化粧品に配合されているヒト型セラミドにも様々な種類があるのです。

セラミド1(EOP) → 水分保持効果と外部の刺激からのバリア機能
セラミド2(NS) → ヒトの肌にもっとも多く含まれるセラミド
セラミド3(NP) → 水分保持効果、シワを軽減する機能
セラミド4・5  → 角質のバリア機能を高める
セラミド6Ⅱ(AP)→ 水分保持とターンオーバーの促進
セラミド7   → 皮膚常在菌のバランスをコントロールする

と、このような感じ。

特にセラミド2(NS)は、ヒトに最も多い成分で肌に与える影響が大きく、高い効果が期待できる保湿成分です。

また、セラミド1と3、6が不足すると乾燥肌や敏感肌に傾きやすくなってしまうので、乾燥肌さんや敏感肌さんはこれらが配合されている化粧品を選ぶことをおすすめします。

保湿成分の中でも特におすすめされる事の多いセラミドですが、使われているセラミドによって期待できる効果も少しずつ異なってくるので、その点にも注目して選ぶようにしましょう◎

最後に…より高い効果を期待するのであれば、保湿成分が浸透しやすいようナノ化されている化粧品をチョイスするのもおすすめですよ(^_-)-☆

【保湿成分②】水素添加レチシンとは?

水素添加レシチンは、大豆や卵黄から抽出されたリン脂質から成る『レチシン』に水素を添加した界面活性剤です。

“界面活性剤”と聞くと肌に悪そう…というイメージを持ってしまいがちですが、水素添加レシチンは天然物質に水素を添加したものなので、極めて安全性が高く、肌リスクは少ないと言われています。
*アレルギーがある方は注意が必要。

そしてこの水素添加レチシンは優れた保湿効果を持つことでも有名◎

その保湿作用によって乾燥による肌荒れを防ぎ、柔軟な肌に整える作用があるため、乾燥肌さんや敏感肌さんにもオススメです。

ちなみに水素添加レシチンは、セラミドと同様にラメラ構造を形成する性質を持っているため、保湿するだけでなく肌の水分保持能そのものを高める効果も期待できます。

水素添加レシチンは比較的基礎化粧品に多く含まれている成分ですので、お肌の乾燥にお悩みの方は、水素添加レシチンが含まれている製品を選んでみてはいかがでしょうか♪

【保湿成分③】ハリ肌に不可欠!コラーゲンを減らさないためにすべき事とは?

お肌のハリ・弾力を生み出す『コラーゲン』はタンパク質のひとつで、真皮層に存在しています。

お肌以外にも骨や軟骨、内臓、血管など全身に存在していますが、その多くが皮膚にあり、真皮層の約7割をコラーゲンが占めています。

コラーゲンはハリを保つためにも欠かせないものですが、乾燥を防ぎ、うるおいをキープするためにも不可欠な存在◎

まさに美肌の維持に欠かせない物質なのです。

ですが、このコラーゲンは加齢とともに減少するとされており、さらに紫外線ダメージによっても破壊されてしまいます。

紫外線を浴びてもすぐに影響が出るわけではないため、なかなか危機感を持ちにくいのが難しいところですが、将来のお肌のためにと思うならしっかりと紫外線対策を行うことが大切!

蓄積された紫外線ダメージは確実にエイジングサインとして現れるので、手を抜かずにUVケアを行うことをオススメします◎

またコラーゲンを補う方法についてですが、これは残念ながら“コラーゲン配合”の化粧品を使用しても肌内部のコラーゲンを増やすことはできません×

冒頭でも書いているように、コラーゲンが存在しているのは角層のさらに奥にある『真皮層』。

コラーゲンは分子量が大きく、たとえナノ化したとしても真皮層まで到達することはできないのです。

さらに、コラーゲンは私たちのお肌に備わっているバリア機能によってブロックされるため、成分が小さくなっても真皮層まで浸透するとは考えられません。

肌内部のコラーゲンを化粧品で増やす方法はただ一つ。
『コラーゲンの生成をサポートする成分を補うこと』です。

レチノールやビタミンC誘導体、コエンザイムQ10、FGF(グロースファクター)といった成分にはコラーゲン生成を促進する作用があり、コラーゲン量のUPに役立ちます。

ただしレチノールとビタミンC誘導体は比較的刺激が強いので、敏感肌の方はコエンザイムQ10やFGF配合の化粧品を選んだ方が無難かもしれません◎

【保湿成分④】~ヒアルロン酸の働きと化粧品で補うメリット~

コラーゲンと同じく真皮層に存在する『ヒアルロン酸』。

ヒアルロン酸はコラーゲンやエラスチンの隙間を埋めて水分を抱え込む働きを担っており、この働きによって肌の乾燥を防ぎ、潤いを保つことができるのです。

ただしこのヒアルロン酸も加齢とともに減少することが解っていて、尚且つ化粧品で補うこともできません。

また、紫外線ダメージによって真皮層が傷つくとヒアルロン酸の生産もうまく行われなくなってしまうため、やはり紫外線対策は非常に重要◎

紫外線で受けたダメージは貯金のように毎日積み重なっていくので、一日も早く徹底した紫外線対策を始めるようにしましょう。

そしてヒアルロン酸配合の化粧品を使用するメリットについてですが、前述のようにヒアルロン酸は水分を抱え込む働きを持っているため、乾燥対策に大きく貢献してくれます。

その保湿力によって小ジワ(ちりめんジワ)の予防や改善、肌のバリア機能のサポートなども期待できますので、乾燥による小ジワやバリア機能の低下にお悩みの方は、ヒアルロン酸配合の化粧品を活用すると良いでしょう◎

【保湿成分⑤】エラスチンはどんな働きをしているの?

『エラスチン』もコラーゲンやヒアルロン酸と同じく真皮層に存在しています。

エラスチンは真皮層の中でコラーゲン同士を結びつけて網目状に構成する働きを担っており、コラーゲンとエラスチンで作られた網の目の内部にヒアルロン酸が埋まりお肌のうるおいやハリを維持しています。

またエラスチンそのものも高い保湿効果を持っていて、最近では化粧品に使用されるケースが増えてきています。

ただしエラスチンもコラーゲンやヒアルロン酸と同様に真皮層まで届くことはできず、あくまでもその目的は“肌表面で水分を抱えこみ、水分量を保持する”こと。

エラスチンは20代後半から徐々に減少すると言われていますので、減少を食い止めるためのケア(抗酸化・紫外線対策)を地道に行い、必要以上に減らさないよう心がけましょう◎

ちなみに…コラーゲン生成をサポートするレチノールやFGFは、エラスチンの生成を促進する働きも兼ね備えています。

紫外線対策と抗酸化対策を万全に行い、その上でスキンケアによる対策も!

レチノールやFGF配合の美容液を使用した後は、与えた美容成分にきちんと働いてもらうためにもしっかり油分で蓋をしてあげてくださいね(^_-)-☆

【保湿成分⑥】NMF(天然保湿因子)ってどんなもの?

NMF(天然保湿因子)は、皮脂膜や細胞間脂質とともに角質層の水分を保持する働きをしており、アミノ酸やミネラル、乳酸ナトリウムや尿素などあらゆる成分が組み合わさって構成されています。

水分を保持する力が最も強いのは細胞間脂質でおよそ約80%、次いでNMF(天然保湿因子)が17~18%、残りの2~3%が皮脂膜と、細胞間脂質に比べると重要性が低いようにも思えますが、細胞間脂質とNMF(天然保湿因子)は両方がバランスよく保たれていなければ十分な機能を発揮することができません。

したがって最近ではNMF(天然保湿因子)の構成成分であるアミノ酸や乳酸Naが含まれた化粧品も増えてきており、相乗効果を得るためにセラミドとセットで配合しているものも多く販売されています。

また、アミノ酸を多く含むプラセンタエキスもNMF(天然保湿因子)の生成を促してくれるスグレモノ◎

さらにプラセンタにはターンオーバーを整える効果もあるので、うるおい不足やバリア機能を正常化させたい時はプラセンタエキス配合の化粧品を使用すると良いでしょう。
*NMF(天然保湿因子)やセラミドはターンオーバーの過程で生成されます。

知名度だけで選ぶのはもったいない!

“保湿成分”というとヒアルロン酸やコラーゲンといったものが真っ先に挙げられますが、ほかにも優れた成分はたくさん存在します。

有名な成分以外にも素晴らしい効果を発揮するものは数多くありますので、見たことのない成分に出会った時は効果や特徴を調べておくと勉強になりますよ(^_-)-☆

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