うるおいのある健やかな肌をキープするためには『保湿』が不可欠!
乾燥はもちろん、シワやシミ、ニキビにほうれい線といった肌トラブルを起こさないためにもしっかりと保湿ケアに取り組んでおきたいトコロです。
そこで今回は、効率的にうるおい肌を手に入れるためのお手入れテクをご紹介♪
“万年砂漠肌”にお悩みの方は是非参考にしてくださいね?
目次
【知らないと怖い!】保湿不足が引き起こす悪影響とは?
きちんと保湿しないとどのようなデメリットがあるのか。
まずはその点を理解しておく必要があります。
保湿不足のデメリットを知れば「適当でいいや…」とは思えなくなるハズ!
危機感を高めるためにもしっかりチェックしてくださいね(ノ∀`)
【バリア機能が低下してエイジングが進行!】
基礎化粧品のCMや美容サイトなどで度々目にするバリア機能というキーワード。
バリア機能とは、もともと私たちの体に備わっている機能で、乾燥や紫外線、雑菌、ほこりといった外部刺激から皮膚を守り、尚且つ肌の水分が必要以上に蒸散するのを防ぐ役割を果たしています。
そしてこのバリア機能は角質層の水分が少なくなると低下し、バリア機能の低下に伴って、外的刺激から肌を守る働きやうるおいをキープする力が低下。
よってエイジングの元凶である紫外線や敏感肌の要因となる花粉が侵入しやすくなり、シミやシワ、たるみといったトラブルが起こりやすくなってしまうのです。
バリア機能に正しく働いてもらうためにはうるおいが不可欠!
将来シミやシワに悩まないためにも、きちんと保湿することが大切なのです。

【乾燥すると基礎化粧品の効果が半減する?!】
肌が乾燥するとターンオーバーのリズムが乱れ、皮膚の防衛機能によって角質層が厚くなってしまいます。
角質層が厚くなると毛穴から皮脂が排出されにくくなり、ニキビが出来やすくなったり、くすんで見えたりとまるで良い事はナシ。
さらにターンオーバーの乱れによって、古い角質が剥がれ落ちず肌表面に残ってしまうと、化粧水や美容液の浸透を妨げてしまうというデメリットもあります。
美容成分が浸透しにくい状態では、いくら高価な基礎化粧品を使っても実感に結びつかないのは当然の事。
基礎化粧品の効果を最大限に発揮させるためにも、日頃からしっかりと保湿ケアを行っていきたいところです。
…とこのように、肌が乾燥することによるデメリットは想像以上に大きいもの!
今のお肌のためだけでなく、将来のお肌のためにも入念なお手入れをしていくようにしましょう◎

お肌が乾燥するとセラミドが作られなくなる?!
保湿不足にはもう一つ大きなデメリットがあります。
そのデメリットとは…『セラミドが十分に作られなくなる』という点!
そう、実はお肌のうるおい維持に不可欠とされているセラミドは、ターンオーバーの過程で作られる物質で、乾燥によってターンオーバーが乱れるとセラミドの産生量そのものが減少してしまうのですΣ( ̄ロ ̄lll)
まさに乾燥が更なる乾燥を招くという悪循環。
また、セラミドと共にお肌のうるおいをキープしてくれているNMF(天然保湿因子)もセラミド同様ターンオーバーの過程で産生されるため、新しい保湿因子をどんどん作ってもらうためにも保湿が不可欠、というワケです。
コラーゲンやヒアルロン酸といった物質も、お肌のうるおいに大きく貢献してくれていますが、いかんせんどちらの成分も加齢によって減少してしまうもの。
残念ながら加齢によるコラーゲンやヒアルロン酸の減少は食い止められませんが、その分セラミドやNMF(天然保湿因子)の産生を増やす努力は行っていきたいですね。

さて、後半からは“保湿対策”についてまとめていきたいと思います◎
クレンジング・洗顔は時間との戦い!
クレンジングや洗顔をすると、メイクや皮脂、埃といった汚れだけでなく、お肌に必要なうるおいも少なからず取り除かれてしまいます。
そのためクレンジングや洗顔をする際は“いかにうるおいを残せるか”という点を意識する事が大切!
特に気を付けたいのが、洗顔にかける『時間』です。
洗浄剤が肌にのっている時間が長ければ長いほど肌に負担がかかってしまうため、洗顔は出来る限りスピーディーに終わらせたいところ。
目標とする時間は、クレンジングも洗顔もすすぎまでの全工程で1分以内です◎
ただし、焦ると雑になってお肌を擦ったり、汚れ落ちにムラが出てしまう可能性があるので、丁寧に洗うこともお忘れなく。
また、洗浄力がマイルドなことからクリームタイプやミルクタイプのクレンジングを推奨する意見もありますが、メイクが落ちにくく時間がかかってしまっては本末転倒ですので、しっかりメイクの時はオイルタイプで、ナチュラルメイクの時はミルクタイプで、など日によって使い分けることをオススメします。
洗顔後のお肌は乾燥しやすい状態にあるので、洗い終わった後は遅くとも3分以内に保湿ケアを◎
間違ってもそのまま放置することのないようご注意くださいね(ΦωΦ)
コットンパックで効率的にうるおいをチャージしよう♪
皆さんはどのように化粧水を浸透させていますか?
手のひらにとってハンドプレス?
それともコットンにとってパッティング?
いずれもごく一般的な方法ではありますが…より高い効果を狙うのであれば『コットンパック』がオススメです。
コットンパックとはその名の通り化粧水を含ませたコットンでパックをする事。
わざわざ専用のシートパックを購入する必要もなく、コットンと化粧水があれば実践できるデイリーケアにピッタリの美容法です。
<コットンパックのやり方>
1:コットンを水に濡らして軽く絞る。
2:湿らせたコットンに化粧水を染み込ませる。
3:②のコットンを2~5枚に裂き、顔に乗せる。
4:2分~5分ほど置き、時間がきたらコットンを剥がして、乳液やクリームで保湿をする。
以上がコットンパックのやり方です。
最初にコットンを水で濡らすのは、化粧水の使用量を減らすために行うことなので、コストを度外視できる方は化粧水をたっぷり染み込ませればOK。
むしろその方が効果もUPするため、乾燥がひどい時などは化粧水のみのパックがオススメです。
ただし化粧水の量が少ないと逆効果になってしまうのでその点はご注意を。
また長い時間放置すると、コットン自体が乾いて肌本来が持つ水分が奪われてしまうので、さらっとしたタイプの化粧水は長くとも2分以内に、しっとりタイプの化粧水でも5分程度を目安に剥がすようにしましょう◎
乳液の浸透をUPさせる方法とは?
「乳液は浸透しにくいし、ベタベタして嫌い…」
このようなイメージがある方も多いのではないでしょうか?
確かに乳液は保湿効果の高さで言ってもクリームに劣り、少し中途半端な印象を持ってしまいがち(x_x;)
ですがそれこそが乳液の長所でもあります◎
クリームより使用感が軽いため圧迫感がなく、しっかり浸透させてあげればベタベタ感も感じにくい。
特に夏場のケアにはピッタリのアイテムです。
乳液に浸透の悪さを感じたり、塗った後のベタつきを感じる場合は、つけるタイミングを間違えている可能性も。
乳液は化粧水がしっかり馴染んだ後に付けないと、浸透しづらくなったりベタつきを感じやすくなるだけでなく、肌表面の化粧水と乳液が混ざり合って化粧水の浸透さえ悪くなってしまうため、つけるタイミングが意外と難しいのです。
化粧水がきちんと浸透しているかどうかは手のひらで肌を触ることで確認でき、触った時に手のひらに化粧水が付かなければOK。
このタイミングでつけてあげれば浸透も良く、ベタつきも感じにくいはずですので、乳液がお好きでない方はこの方法で再チェレンジしてみてくださいね(^_-)-☆
~コットンパックに使う化粧水について~
コットンパックは毎日行って問題ありませんが、ニキビが出来ているときや傷があるときなどは避けた方が無難です。
また、コットンパックに使用する化粧水はプチプラのものでもOKですが、エタノールが配合されている化粧水はコットンパックに向かないので、エタノールフリーの化粧水や低刺激成分で出来ている化粧水でケアすることをオススメします。