スキンケアの目的と注意点とは?【お手入れ別まとめ】

効率的に美肌を手に入れるためには“目的”をきちんと定めることが大切。

そのためにはまず自分の肌質を知り、今のお肌に合ったスキンケアを行うことが不可欠です。

これは私自身もそうだったのですが、自分の肌質を間違って理解している人も少なくないため、定期的にスキンチェックを行うのがオススメ。

そして自分の肌質をしっかりと把握出来たら、その肌質に合ったスキンケアイテムを選びましょう。

美肌への近道は“目的を明確にすること”にアリ!

乾燥肌なのにさっぱりタイプの基礎化粧品を使用しても十分な効果は得られませんし、逆に脂性肌さんが油分たっぷりのアイテムでケアをしても期待する効果は得られません。

乾燥肌の対処法は?

乾燥肌さんの目的は、お肌の水分量を高めること。
乾燥肌は、バリア機能が低下しているケースも多いため、ある程度油分が含まれたクリームなどを取り入れることも大切です。

脂性肌の対処法は?

その一方で脂性肌さんは、お肌の皮脂量をコントロールすることが大事。

乾燥が原因で皮脂が過剰に分泌されているのであれば、乾燥肌と同じようにセラミドやコラーゲンといった保湿成分を補う必要がありますが、油分が多く含まれたクリームを使ってしまうと余計にテカリやすくなってしまうため、軽めの保湿剤(ジェルクリームなど)を取り入れるのがオススメです。

また、過剰な皮脂分泌を抑えるビタミンC誘導体や、毛穴を引き締める効果のあるアーティチョーク葉エキスといった成分を補うのが◎。

このように肌質によって定めるべき目的が異なってくるので、今一度自分の肌質を確認し、適したスキンケアを行うようにしましょう。

お手入れの目的をしっかり知って効率的にケアしよう♪

ここからは各お手入れの目的や、使用するアイテムの選び方についてまとめていきたいと思います◎

クレンジングの目的は?

まず一つ目は…クレンジング。

クレンジングの目的は、ズバリ『メイクを落とすこと』です。

最近では毛穴の黒ずみを落とす、美白効果が得られるなど付加価値が付いているクレンジングアイテムも少なくありませんが、本来のクレンジングの目的はお化粧を落とすこと。

これが出来ていなければ本末転倒です。

クレンジング力が十分でなく、メイクが肌表面や毛穴の残ってしまうと、肌の老化を促進させたり、毛穴の黒ずみを招いたりとデメリットだらけ×

「洗浄力が強いものは肌に良くない」といった風潮もありますが、洗浄力が追い付かず、汚れが残った状態が一番怖いということをしっかりと理解しておく必要があります。

特にアイメイクの落とし残しには要注意。

マスカラやアイライン、アイシャドウが皮膚に残ってしまうと、色素沈着の原因となり、くすみやシミを招いてしまいます。

そのため普通のクレンジングで落としにくい場合は、専用のリムーバーを使用するのが◎。

落ちにくいからとゴシゴシ擦ったり、時間をかけてしまった方がお肌に負担がかかってしまうので、手早く終えられるようメイクに合ったクレンジング剤を使用するようにしましょう。

~洗顔の目的と注意点~

洗顔の目的は、お肌の汚れを落とすこと。

それに加えて、化粧水や美容液の浸透を良くするという目的もあります。

お肌に不要な汚れが残っていては、その後に使用する化粧水などの浸透が妨げられてしまうため、保湿という意味でも洗顔は非常に重要◎

そのため、ぬるま湯洗顔で済ませている人は少し注意が必要です。

というのも、ぬるま湯洗顔だけでは皮脂汚れを十分に落としきれず、洗顔本来の目的を果たすことができません。

リキッドファンデーションなど油性のメイクが水やぬるま湯だけで落ちきらないように、皮脂汚れもぬるま湯だけで落とすことができないのです。

酸化した皮脂が肌に残ったままでは、毛穴に詰まってニキビを引き起こしたり、紫外線を浴びることで肌荒れや肌老化を招いたりと悪いことだらけ。

皮脂は寝ている間にもしっかりと分泌されているため、よほどの乾燥肌でない場合は洗顔料を使用して洗うことをオススメします。

~化粧水を使用する目的と注意点~

化粧水を使用する目的は、水溶性の美容成分を届けること。

化粧水は乳液や美容液、クリームなど保湿アイテムの中でもっとも水分の割合が多く、水溶性の成分を肌に届けるために使用します。

ただし化粧水はクレンジングや洗顔とは異なり、何を目的にするかによって選び方が異なってくるもの。

乾燥肌の人であれば保湿効果の高いセラミドや、ヒアルロン酸、コラーゲンといった成分が含まれたアイテムを選ぶのが◎ですし、シミやくすみをケアしたいのであれば美白有効成分が配合されているアイテムがベストです。

そのほか、毛穴が気になる人やニキビが出来やすい人も、自分の肌質&改善したい目的に合わせて選んでいくと良いでしょう。

ちなみに…洗顔後は成分が肌にストレートに浸透していくため、アルコール配合の化粧水にはご注意を。

アルコールは水分と一緒に蒸発するため、乾燥肌の人が使うと、より乾燥が進行してしまう場合があります。

また、アルコールは刺激を感じやすい成分でもありますので、敏感肌の人も無配合のものを選ぶことをオススメします。

~美容液を使用する目的と注意点~

美容液は、基礎化粧品の中でも有効成分が濃縮して配合されているため、肌悩みを集中的にケアすることができます。

そしてこの美容液こそ目的に合ったものを選ぶことが大切!

シミやくすみを改善したいのか、乾燥によるシワをケアするのが目的なのか、はたまたハリをUPさせたいのか、など求める目的に合わせたアイテム選びが重要です。

しかし、「基本的に効果が高い成分は刺激が強い」という点も頭に入れておくことも大事。

成分の濃度が高いということは、万が一その成分が肌に合わない場合、化粧水などよりも刺激が強く、アトピーの人などは炎症を悪化させてしまう可能性があるということです。

中でも、代表的な美白有効成分『ビタミンC誘導体』や、抗ハリ成分『レチノール』は刺激を感じやすい傾向にあるため、敏感肌の人が使用する場合は、パッチテストをしてから使い始めるようにしましょう。

ちなみに…複数の美容液を併用するのはNGです。
気になる美容液がある場合は、朝と夜とで使い分けるのが◎。

また、美容液は使用量が多ければ多いほど効果的というものでもありませんので、メーカーが推奨する使用量をきちんと守るようご注意くださいね。

~乳液・クリームを使用する目的と使い分けるポイント~

使用する目的が似て非なる『乳液』と『クリーム』。

「油分を補うこと」という大まかな目的は同じですが、具体的には微妙に異なってきます。

これは乳液とクリームのテクスチャーの違いを見れば一目瞭然。

水分の割合が多い乳液は、水分と油分の両方を「与える」ことを目的として使用するものであり、油分が多いクリームは乾燥や外的刺激などから肌を保護する目的で使用します。

ではどちらを使えば良いのか。
それとも両方使った方が良いのか。

これは多くの方が気になっている事ではないかと思いますが、乳液とクリームの使い方に決まりはありません。

乳液だけだと保湿力がイマイチだと感じた場合は、クリームに切り替えるも良し。

もちろん乳液とクリームを併用するのもOKですし、目元や口元など乾燥が気になるパーツのみ重ね塗りする、といった使い方でも問題ありません。

要は“自分のお肌に必要なお手入れをすることが大切”だということ◎

現在では、化粧水→乳液→クリームの流れが主流になっていますが、肌質によっては保湿のしすぎが悪影響を及ぼす可能性もありますので、自分の肌に必要かどうかをしっかりと見極めて使用するアイテムを選ぶようにしましょう。

~UVケアの目的と日焼け止めの使い方・選び方~

UVケアを行う目的は、ズバリ紫外線から肌を守るため。

紫外線はシワやシミの原因になるため、UVケアを行うことが結果的にシワ・シミの予防につながります。

また、長い年月紫外線を必要以上に浴び続けると肌に腫瘍やガンなどを作るリスクが増えるとも考えられており、肌の健康を守るためにもUVケアは必要。

日焼け止めや日傘、帽子などのUVカットアイテムを活用し、日常的に紫外線対策を意識した生活を送ることが大切です。

ですが日焼け止めに関して言うと、ただただお肌に塗るだけでは不十分。

ムラにならないよう均一にまんべんなく塗付し、さらにこまめに塗り直すことが重要です。

また、曇りの日や冬場など日差しが弱いときでも紫外線は降り注いでいるため、季節や天候を問わず毎日使用するようにしましょう。

日焼け止めを選ぶ目安としては、通勤通学など日常生活を送る分にはSPF15~20 PA+~++程度のものでOK。

屋外で行う軽いスポーツやレジャーの際はSPF20~30 PA+~+++、炎天下でスポーツを行う場合や紫外線の強い高地などに行く場合はSPF30~50 PA++~++++を目安に選ぶと良いでしょう。

日焼け止めは紫外線防止効果が高くなればなるほど肌への負担も強くなります。

高SPF値のアイテムを日常使いするのではなく、その時々に合わせて使い分けるようにしましょう。

ちなみに…最近では『紫外線から肌を守る』という本来の目的を加えて『保湿』や『トーンアップ』などスキンケア・メイクアップ効果がプラスされている日焼け止めも数多く販売されています。

さすがにスキンケア効果がある日焼け止めでも、普段のスキンケアは不可欠ですが、日焼け止めにありがちな乾燥が緩和されるので、乾燥肌の方などはこの手のアイテムをチョイスするのが◎。

またトーンアップを兼ねた日焼け止めは、くすみや色ムラを補正することができるため、場合によっては+パウダーだけでOKとメイクの時短に役立ちます。

UVケアも目的に合わせて多種多様に選べる時代。

皆さんもご自身のライフスタイルや好みのテクスチャー、求める効果に合わせて、ピッタリの日焼け止めを選んでくださいね♪