ターンオーバーの乱れ(早い・遅い)によるデメリットととは!?

美肌のカギを握る『肌のターンオーバー』。

美容に関する情報を見ていると「ターンオーバーを正常に保つようにしましょう」などといった言葉をよく目にしますが…そもそもターンオーバーとはどのようなものなのでしょうか。

そしてターンオーバーが肌に与える影響とはどのようなものなのか。

今回はそんな『ターンオーバー』について詳しくまとめていきたいと思います◎

“お肌のターンオーバー”ってどんなもの?

まず最初にターンオーバーとはどのようなものなのか、という点について書いていきたいと思います◎

ターンオーバーとは、肌の新陳代謝、すなわち肌が生まれ変わるしくみのことを言います。

表皮の一番奥にある『基底層』で新しい皮膚細胞が生成され、『有棘層』→『顆粒層』→『角質層』へと形を変えながら徐々に押し上げられていき、古い角質や垢が剥がれ落ちて押し上げられた新しい細胞と入れ替わっていく。

この一連の流れを“肌のターンオーバー”と呼びます。

そしてこのターンオーバーには一定の周期があり、20代では約28日、30代では約40日、40代では約55日…と年齢を重ねるごとにその周期が遅くなると言われています。

つまり「ターンオーバーが早い」「ターンオーバーが遅い」といった表現は、肌の生まれ変わりにかかる時間が早くなる、または遅くなることを指し、このスパンを正常(30日程度)に保つよう推奨されているというワケです◎

そしてターンオーバーが遅いことの最大のデメリットは、シミや傷が残りやすくなってしまうこと。

ターンオーバーが正常に機能していれば、シミの素となるメラニン色素を効率的に排出することができ、シミの定着を防いだり傷跡がスムーズに回復しますが、ターンオーバーが遅いと排出スピードが追い付かずお肌に残りやすくなってしまうのです。

ですが、逆にターンオーバーが早い(早過ぎる)のも良くありません。

ターンオーバーが早い=皮膚細胞が未熟なまま表皮に上がってきてしまったということ。

未熟な皮膚細胞は、水分を保持したり、紫外線などの外部刺激からお肌を守るバリア機能が正常に果たせないため、乾燥肌や敏感肌になりやすくなってしまいます。

遅すぎても早すぎても良くないターンオーバーの周期。

次回はターンオーバーの乱れによる乾燥肌への影響について詳しく書いていきましょう◎

ターンオーバーが乱れるとどんなデメリットがあるの?


前回「ターンオーバーが早すぎると乾燥肌になりやすくなる」と書きましたが、ターンオーバーが遅れてもこれまた肌が乾燥しやすくなります。

その理由は…古い角質が化粧品に含まれる保湿成分の浸透を邪魔してしまうためです。

そう、古い角質がいつまでも肌表面に残ってしまうと、シミや傷跡が残りやすくなるだけでなく、せっかく与えた潤い成分がお肌に入りづらくなってしまうんですね(◎_◎;)

これは大問題!!
いくら高価な基礎化粧品を揃えても、十分な効果が発揮できなくなってしまいます。

そこで古い角質を残さないようオススメされているのが『角質ケア』です。

ピーリング剤を使ったり、ピーリング成分が配合されている洗顔料を使用し、肌に残った不要な角質を取り除いてあげましょう、ということですね◎

しかしこの角質ケアは一長一短で、やり過ぎるとターンオーバーの周期を早めてしまい、逆に乾燥肌になるケースが少なくありません。

そのため、商品に書かれている使用頻度をしっかり守ることが大切。

ターンオーバーの乱れは確かに肌に悪影響を与えますが、ターンオーバーが乱れているかどうかは、お肌の状態をチェックしてみないと分かりません。

もしかすると乱れていない可能性だって大アリです。

美肌への一番の近道は、自分の肌状態をしっかり理解すること。
色々な情報に惑わされて決めつけるのは避けたいところですね。

加齢と共にターンオーバーが遅れる…はウソ?

ターンオーバーの周期は年齢を重ねるごとに遅くなっていく。

あくまでも目安ではありますが、20代で約28日、50代で約75日…と言われると、やはり「しっかりお手入れしなきゃ!」と焦ってしまうものですよね(´∀`;)

ですが、ここで衝撃の事実が!

“ターンオーバーの周期が遅い人はほとんどいない”というデータもないワケではないのですΣ( ̄ロ ̄lll)!!

特にクレンジング×洗顔を毎日行っている人は、ターンオーバーが遅いどころか早過ぎる人が多く、それが原因で乾燥肌や敏感肌が増えているとも言われているんですね~。

中には「年齢とともにターンオーバーが遅くなるなんて化粧品を売るための戦略だ!」という人も。

ターンオーバーの周期は毎日鏡を見ても分からないだけに、“本当にターンオーバーが乱れているのか”を慎重に見極めていく必要がありそうです。

年齢的に周期が遅くなっているハズ、と思い込んで間違ったお手入れをしてしまえば、お肌の状態が良くならないのも当然のこと。

ターンオーバーの周期は、化粧品メーカーのカウンターや市販の角質チェッカーなどで確認できますので、気になる方は一度肌状態をチェックしてみてはいかがでしょうか◎

ターンオーバーを正常に保つカギは〇〇と〇〇!!

ターンオーバーを正常に保つ方法。
その大きなカギを握っているのが『睡眠』『食事』です。

特に睡眠は本当に大事。

1日の中でターンオーバーが最も活発に行われるのは、22時~2時の4時間、そして肌のターンオーバーは約6時間かけて行われるため、22時までに就寝し、最低でも6時間以上睡眠をとるのがベストです。

また、ターンオーバーに欠かせない成長ホルモンが分泌されるのも就寝中。

成長ホルモンの分泌量のピークは睡眠に入った直後から3時間ですので、ターンオーバーが活発に行われる22時~2時に重なるよう眠りについておくのが理想だと言えるでしょう。

そしてお次は食事について。

私たちの身の回りには、新陳代謝を促す食べ物がたくさん存在しています。

サプリメントなどでお肌のケアをされている方も少なくないかと思いますが、やはり食事にも気を配っていくことが大切。

例えばビタミンAには皮膚を修復し、肌のターンオーバーを促進させる作用がありますし、ビタミンB1やB2、B6などのビタミンB群には皮膚や粘膜の発育を促す作用があります。

また、亜鉛にも皮膚の新陳代謝を活発化させる作用があり、抗酸化ビタミンであるビタミンEには血行を促進させる働きがあります。

MEMO
ビタミンA → カボチャ、にんじん、うなぎ、レバー 
ビタミンB → 卵、まぐろ、かつお、乳製品、大豆
 亜鉛  → ゴマ、牡蠣、牛肉
ビタミンE → ナッツ類、ごま油、赤ピーマン、アボカド

逆にカフェインはビタミンやミネラルを排出してしまうので、摂りすぎには注意が必要。

冷たい食べ物や飲み物も血行悪化を招き、ターンオーバーを妨げる原因になってしまうため、摂りすぎには注意したいですね◎

まずは自分の肌としっかり向き合おう!

お肌の潤いをキープしたり、刺激から肌を守ってくれるセラミドは、ターンオーバーの過程で作られる。

その点を考慮してもターンオーバーの重要性が分かるのではないでしょうか。

ここではターンオーバーを正常に保つことの大切さについて書いてきましたが、やはり一番大事なのは、自分のお肌がどのような状態にあるのかをきちんと理解すること。

ターンオーバーの周期に関してもそうですが、乾燥肌なのか、脂性肌なのか混合肌なのかなど、その人の肌質によっても取るべき対処法が異なってくるため、しっかりと見極めていくことが大切です。

思い込みで間違ったケアをしてしまうと、症状が改善するどころか悪化してしまう可能性もありますので、まずは“自分の肌を知ること”から始めてみてくださいね(^_-)-☆