優れた美白効果を持つことから、多くの美白化粧品に配合されている『ビタミンC誘導体』。
“メラニンの生成を抑制し、シミ・ソバカスが出来るのを防ぐ”というビタミンCの特徴は、すでに多くの方がご存知のことでしょう◎
ただし!!
ビタミンCは、シミやソバカスの予防効果があるだけでなく…その他にも嬉しい作用がたくさん♪
そこで今回は、知っておくべきビタミンCの美容効果についてまとめていきたいと思います♪
ココではビタミンC誘導体の種類についても触れていきますので、ビタミンCでスキンケアを…と考えている方も是非参考にしてくださいね(^_-)-☆
目次
優秀過ぎる!ビタミンCに期待できる美肌効果まとめ?
ビタミンCは様々な美容効果を合わせ持つスグレモノ!
ビタミンCに期待できる代表的な効果を挙げると…
★皮脂の過剰分泌を抑制し、テカリやニキビを予防・改善する。
★シミやニキビ跡の改善。
★肌のターンオーバーを整える。
★コラーゲンの生成を促す。
★活性酸素を除去する。
いかがでしょうか(ノ∀`)♪
ビタミンCにはシミ・そばかすを予防するだけでなく、出来てしまったシミを還元する効果まで!
ビタミンC誘導体以外にもシミ・そばかすの予防に効果的な美白有効成分はいくつかありますが、シミを還元する作用があるのはこのビタミンC誘導体だけです◎
また“コラーゲンの生成を促進させる作用がある”という点も見逃せないポイント。
残念ながら真皮層のコラーゲンは、コラーゲン配合の化粧品を使っても直接増やすことはできないため、生成力を高めることが重要になってきます。
ビタミンCはそんなコラーゲンの生成をサポートする数少ない美容成分。
将来コラーゲン不足に陥らないためにも、そして現在のお肌の状態を良くするためにも積極的に補っていきたいですね♪
次回は…『ビタミンC』と『ビタミンC誘導体』の違いについて。
「実は何が違うのかよく分かっていない」という方は要チェックですよ?
ビタミンCとビタミンC誘導体の違いとは?
それでは早速『ビタミンC』と『ビタミンC誘導体』の違いについて説明していきましょう♪
【ビタミンC誘導体はこんな成分!】
ビタミンC誘導体は、肌に塗付した際にきちんと効果が発揮されるよう、ビタミンCを人工的に改良した成分です。
というのも、ビタミンCは成分そのものが非常に脆く、壊れやすく不安定なため、化粧品に入れても効果が得られにくいという弱点が…。
また皮膚につけても浸透しづらいという特徴もあり、これらの欠点を克服するべく『ビタミンC誘導体』が作られたのです。
ビタミンC誘導体は、肌に浸透すると皮膚内に存在する酵素によって分解され、ビタミンCとなり美肌効果を発揮!
改良されていてもビタミンCの効果はしっかりと得られますので、その点はご安心くださいね♪
【ビタミンC誘導体にも種類がある!】
一口にビタミンC誘導体と言ってもその種類は様々。
まず、大きく『水溶性』と『油溶性』そして『その両方の特徴を持つ』3種類に分けられ、それぞれ特徴が少しずつ異なります。
例えば、水溶性のビタミンC誘導体は皮膚に吸収されやすく、主に化粧水や美容液に配合。
油溶性ビタミンC誘導体は、乳液やクリーム、ジェルなどに配合されることが多く、皮脂膜や角質層への浸透力に優れ、成分が長時間留まるといった特徴があります。
両方の特徴を持つ成分は、他のビタミンC誘導体に比べてさらに浸透力が高く、その浸透力は約100倍にも上るのだとか。
ただし、単純に「浸透力が高い=オススメの成分」というワケではありません。
次回はその点について掘り下げていきますので、そちらも併せてご覧くださいね◎
“浸透力”だけでなく“安定性”にも注目すべし!
「浸透力が高ければ高いほど効くんじゃないの?」
普通に考えればそうですよね。
ですが、これがビタミンC誘導体の難しいトコロ。
いくら安定するよう改良されているとは言え、扱いが難しいビタミンC誘導体は少なくありません。
特に、水溶性+油溶性の両方の性質をもつAPPS(アプレシエ)は、ビタミンC誘導体の中で最も安定性が悪いと言われており、酸化を防ぐために冷蔵庫での保管を推奨するメーカーも。
いくら浸透力に優れていても酸化が進んでしまっては、本来得られるはずの美肌効果も得られなくなってしまいますからね(^-^;
ちなみに、APPSはその凄まじい浸透力の高さから、世に出たばかりの頃はかなり騒がれましたが、美白有効成分として厚生労働省が認可していないのは、ズバリこの安定性の悪さが理由。
使用する直前に水や化粧水と混ぜ合わせて使う粉末タイプのものであれば酸化の心配はありませんが、すでに化粧水などに配合されている場合は、過度な期待をしない方が良いと言えるでしょう。
逆に安定性が高いのは、アスコルビルリン酸Naやアスコルビルリン酸Mg、3-O-エチルアスコルビン酸(VCエチル)といった成分たち。
特にVCエチルは安定性だけでなく、即効性・持続性・浸透性にも優れているので、ビタミンC誘導体の中でもイチオシですよ(^_-)-☆
ビタミンC誘導体が入っていれば何でもOK?
ビタミンC誘導体は、厚生労働省によって「メラニンの生成を抑え、シミやソバカスを防ぐ」あるいはこれに類似した効能を表示することが認められている『美白有効成分』です。
ただし、ビタミンC誘導体が配合されているからと言って、必ずしもその効果が得られるかというとそれはまた別の話。
というのも、ビタミンC誘導体を有効成分として表示するためには規定量配合する必要があり、その量を下回る化粧品も少なくないのです。
規定量を配合した製品は、ビタミンC誘導体を『有効成分』として記載することが許され、製品の分類は『医薬部外品』に。
その一方で規定量に満たない場合は他の成分と一緒に記載され『化粧品』に分類されます。
ビタミンC誘導体は比較的刺激を感じやすい成分でもあるので、一概に医薬部外品が優れているとは言えませんが、やはり効果を重視するのであれば、有効成分として配合されている製品がオススメ◎
医薬部外品や有効成分の記載は、パッケージなどに分かりやすく表示されているので、ビタミンC誘導体配合の基礎化粧品を選ぶときは、その点にも注目してみてくださいね(^_-)-☆
ビタミンC誘導体の注意点とは?
ビタミンC誘導体にも副作用がないワケではありません。
代表的な例で言うと『乾燥』ですね。
ビタミンC誘導体の種類によっても異なりますが、乾燥しやすい成分も少なくないため、乾燥肌の方は様子を見ながら使い始めることが大切です。
また前回もお伝えしたように、ビタミンC誘導体はピリピリしたりカーっと熱くなるなど、刺激を感じやすい成分でもあります。
実際に私自身も敏感肌ではないものの、ビタミンC誘導体配合の美容液を使うと、軽い刺激や違和感が。
痛みを感じるほどではありませんが、体調によってはかなりピリピリくる日もあります。
特に配合量が多い美容液は、その分刺激や乾燥が起こるリスクも高くなるため注意が必要◎
後々後悔しないためにも、サンプルで試せるブランドの中から選ぶと良いかもしれませんね(^_-)-☆
食事で補うのも効果的♪
ビタミンCはスキンケアだけでなく食べ物で補っていくことも大切◎
そう、実は人間のカラダは自分自身でビタミンCを合成することができず、食事などで積極的に補ってあげる必要があるのです。
ビタミンCを多く含む食材は、柑橘類やイチゴ、キウイフルーツ、赤ピーマン、カリフラワー、ジャガイモなど。
ただしビタミンCは熱に弱いので、生で食べられる食材は熱を加えずに生のまま食べることをオススメします。
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