見た目年齢をグンと引き上げてしまう顔のシワ。
たとえ同じ年齢でも、シワがある人とない人とでは見た目年齢に大きく差がついてしまいます。
では、そんなシワを作らないためにはどのようなケアをすればいいのか?
そして、出来てしまったシワにはどういったケアが有効なのか?
今回はその点についてまとめていきたいと思います◎
シワに効果的なアンチエイジングケア方法が知りたい方は要チェック!
まだシワと無縁な若い世代の方も是非ご覧になってみてくださいね♪
目次
【シワの基礎知識】タイプ別!シワの原因・対策法まとめ◎
【STEP1 シワが出来る原因をきちんと知っておくべし!】
シワには、浅いシワ(表皮ジワ)と深いシワ(真皮ジワ)の2種類があり、この2つのシワは発生するメカニズムが異なります。
そのため、すでにシワが出来てしまっている人は、自分のシワがどちらに当てはまるのかをきちんと見極めることが大切◎
まず一つ目の浅いシワ(表皮ジワ)は、『乾燥』によって起こるもの。
そして二つ目の深いシワ(真皮ジワ)は、『紫外線などによる真皮層へのダメージ』によって引き起こされるものです。
もし出来ているシワが前者の乾燥によるシワであれば、徹底的に保湿をすることで改善が見込めますが、後者のシワの場合は保湿ケアでは力不足。
一歩踏み込んだアンチエイジングケアが必要になります。
次回以降は、それぞれのシワの原因・対処法やオススメのアンチエイジングケア方法についてまとめていきますので、シワにお悩みの方は参考にしてくださいね♪
浅いシワが出来る原因とは…?
【step2 浅いシワの原因と対処法】
浅いシワ(表皮ジワ)は、小ジワやちりめんジワとも呼ばれるシワで、皮膚が薄い目元や口元に出来やすい傾向にあります。
皮膚が薄いということは、乾燥しやすく、ダメージを受けやすいということ。
加えて目元は他の部分に比べて皮脂の分泌量も少ないため、より小ジワ(ちりめんジワ)が出来やすくなってしまうのです。
さらに目の周りは、メイクやクレンジング、痒みを我慢できないなどの理由で擦ったり、まばたきをすることで疲れやすい部分。
このように目元はただでさえシワが出来やすいパーツであるため、日頃から念入りに保湿ケアすることが大切です◎
小ジワ(ちりめんジワ)は年齢に関係なく保湿不足や刺激等のダメージによって引き起こされるため、10代~20代の若い世代も油断は禁物。
保湿ケアだけでなく、刺激を与えないよう洗顔をする、まばたきの回数を減らす、目の痒みを抑える目薬を使うといった工夫も取り入れるようにしましょう。
浅いシワに有効な成分はコレ!
乾燥が原因でできる浅いシワ(小ジワ)には、とにもかくにも保湿効果が高い成分を与えてあげることが大切!
例えば、肌のうるおいを維持する「細胞間脂質」の主成分であるセラミドや、アミノ酸、コラーゲン、ヒアルロン酸といった保湿成分が配合されている化粧品の使用をオススメします。
また、目元のシワを効果的にケアしたい場合は、目元専用の美容液やクリームを投入するのも◎。
目元用美容液や目元用クリームはそうでない化粧品に比べて保湿成分が高濃度に配合されているため、効率的にシワをケアすることができます。
*保湿成分が浸透しやすいよう工夫されている製品も多い。
ちなみに…セラミドには様々な種類がありますが、中でもオススメなのは『ヒト型セラミド』です。
ヒト型セラミドは、人の皮膚に存在するセラミドとほぼ同じ構造をしており、保湿力・浸透性に優れていて、刺激を感じにくいというメリットがあります。
ダメージを受けやすい目元は、肌にやさしく、より高い効果が期待できる成分を与えてあげたいところ◎
皮膚に塗付するときは力を入れず擦らないよう、ソフトタッチでなじませるようにしましょう。
深いシワが出来る原因とは…?
【STEP3 深いシワの原因と対処法】
深いシワ(真皮ジワ)を作り出す一番の原因はズバリ『紫外線』です。
「シワは加齢によってできるもの」というイメージが強い方も少なくないかと思いますが、肌が老化する原因は、光老化が約80%、そして自然老化は約20%しか影響しないと言われているのです。
つまり深いシワを作らないためには、徹底した紫外線対策が必要不可欠だということ!
では、紫外線はどのようにしてシワを作り出すのでしょうか。
そのメカニズムはこうです。
↓
肌のハリを支えるコラーゲン等のダメージにより肌弾力が低下。
↓
指で押し広げてもなくならない深いシワが出来る。
一度浴びた紫外線は確実に真皮層に蓄積され、長い年月を経てシワやシミとして肌表面にあらわれます。
浴びたその瞬間にシワやシミが出来てしまえば危機感も持てますが、そうではないのが紫外線の怖いところ。
また、コラーゲンやエラスチンが変形・減少すると、肌が持つ保湿機能も低下してしまうので、浅いシワを作らないためにも紫外線対策が重要だと言えるでしょう◎
深いシワに有効な成分はコレ!
冒頭でもお伝えしているように、真皮層にまで達した深いシワは、一歩踏み込んだお手入れが必要です。
このタイプのシワには保湿成分を当たるだけでは不十分で、コラーゲンの生成を促進させたり、繊維芽細胞を活性化させる成分を与えてあげることが重要。
例えば、レチノールやFGF(グロースファクター)、ビタミンC誘導体、プラセンタエキスなどがこれに当てはまります。
また、各化粧品メーカーが独自に開発した抗シワ成分も有効です。
最近では、資生堂のリンクルクリームやポーラのリンクルショット、コーセーのザ リンクレスなど、シワに特化した有効成分配合コスメが数多く販売されているので、「何を使えば良い分からない」という方は、こういったアイテムを取り入れると良いでしょう◎
ただし一つだけ注意点を挙げるとすると…、この手の化粧品は、やや刺激が強い傾向にあるため、敏感肌さんは注意が必要です。
乾燥しやすい冬場や肌荒れが起こりやすい花粉の時期などは、特に刺激を感じやすくなりますので、使用する際は十分に注意するようにしましょう。
表情ジワにご用心!その“表情のクセ”がシワの原因かも?
【STEP4 筋力不足&表情グセがあるとシワができやすい!】
シワは乾燥や紫外線だけでなく、表情や顔の筋力が低下することでも作られます。
若い頃であれば、たとえ笑ったり顔をしかめたりしても、表情を元に戻せばシワもなくなりますが、年をとるにつれてそのシワが戻らなくなり、無表情の時にもシワがくっきりと刻まれるようになってしまうのです。
そんな表情ジワを作らないためには、同じ表情をし続けないことが大切◎
眉間にシワを寄せるクセがある、口元をすぼめるクセがあるなど、何かしらの表情のクセがある人は、意識して直すようにしましょう。
そして筋肉をしっかり動かす習慣をつけることも、シワ対策のために実践したいケアの一つです。
ただでさえ日本人は表情筋が衰えやすい人種。
というのも、表情豊かな欧米人は表情筋の約60%を使っている一方で、日本人はその1/3ほど、わずか20%ほどしか使えていないというデータが出ています。
顔の筋力が低下すると、シワができやすいだけでなく、たるみもできやすいなどデメリットだらけ!
明るく若々しい印象を保つためにも、日常的に表情筋を鍛えるよう心がけたいですね♪
ケミカルピーリングがシワに効く理由とは?
【STEP5 その他のシワ対策法まとめ】
まず一つ目は『ケミカルピーリング』です。
美容クリニックなどで受けることが出来るケミカルピーリングには、ターンオーバーを促す作用があるため、これによって肌再生が活性化され、シワを改善する効果が期待できます。
さらにケミカルピーリングにはコラーゲンの生成を促進させる作用もあるため、コラーゲン減少が原因でできる深いシワにも効果があるという説もありますが…、残念ながら現段階では「真皮ジワには効果なし」という意見が大多数のようです。
またケミカルピーリングは、薬剤によって合う合わないがあったり、副作用の有無や現れ方も人それぞれ異なるなど、安定した効果が得られるとも限りません。
1回で約5,000円と高価であることからも、まずは市販されているピーリング剤でケアすることをオススメします◎
ただしセルフピーリングもやりすぎは禁物。
頻繁にやり過ぎると肌が乾燥し、これが原因で小ジワ(ちりめんジワ)が出来やすくなってしまいますので、ケアの頻度には注意し、ピーリング後はいつも以上にしっかりと保湿をするようにしましょう。
*乾燥はシワだけでなく、ニキビや毛穴トラブルの原因にもなり得る!
【関連記事】
効果が出ない…のお悩みはケミカルピーリングにお任せ!
シワに効く!目の周りのツボを押してシワを撃退しよう♪
二つ目のシワ対策法は『ツボ押し』です。
特に目の周りにはたくさんのツボがあり、これらのツボを刺激することで血の巡りを良くしたり、目の疲れを改善することができ、結果的にシワにアプローチすることができます。
とは言え、この時に強い力を加えてしまっては逆効果!
あくまでも「心地いい」と感じるくらいの力で行うようにしましょう◎
<目のシワに効果的なツボ押しポイント>
①太陽(たいよう)
こめかみにあるツボで、眼精疲労や頭痛、目元のクマなどに効果アリ。
ディスクワークなどで目を酷使した時に刺激すると良いでしょう。
②球後(きゅうご)
下まぶたの真ん中と目尻の間あたりにあるツボで、血液の循環を正常にする働きがあります。
目のシワやたるみ、目の周りのむくみにも効果的です。
③糸竹空(しちくくう)
眉尻にあるツボで、充血や疲労、目尻のシワに効果を発揮します。
④攅竹(さんちく)
眉頭の下にあるくぼみ部分にあるツボで、眼病予防や老眼、疲れ目などに効果的です。
目の周りの血行を促進するので、目尻のシワ対策にも有効です。
また、ツボ押しだけでなく表情筋エクササイズも取り入れるのもオススメ!
ただし、表情筋エクササイズも身体のエクササイズと同じくやり過ぎると筋肉痛になってしまうので、無理のない範囲で行うようご注意くださいね(^_-)-☆
シワに効果的な栄養素&食材を積極的に補おう♪
私たちの身の回りには、シワの予防・改善に役立つ食材がたくさん存在しています。
スキンケアやツボ押し、エクササイズなどでシワ対策を行うことも大切ですが、食事内容にも気を配ることも同じくらい大事!
そこで今回はシワ対策に有効な食材&オススメの食べ合わせをいくつかご紹介したいと思います♪
【シワに効果的な栄養素はコレ!】
①タンパク質
タンパク質は、皮膚やコラーゲンの素になる栄養素。
さらにタンパク質が不足すると、肌の新陳代謝が妨げられてしまうため、しっかりと補うこと大切です◎
「タンパク質=カロリーが高い」と思われている方も少なくないかもしれませんが、鶏ささみや鶏むね肉、あじ、いわし、ノンオイルのツナ缶、ちくわ、納豆などヘルシーな食材も数多くありますので、これらの食品をうまく組み合わせてタンパク質不足を回避しましょう。
②ビタミンC
ビタミンCは、活性酸素の働きを抑える抗酸化ビタミン。
加えて、肌にハリ・弾力をもたらすコラーゲンや、コラーゲンを生み出す線維芽細胞を増やすために必要な栄養素です。
ビタミンCは、赤ピーマンや黄ピーマン、柿、キウイフルーツ、ブロッコリーなどに多く含まれています。
③イソフラボン
大豆製品に多く含まれるイソフラボンは、女性ホルモンの『エストロゲン』と似た構造を持つため、エストロゲン不足のときに代わりに働くといわれています。
エストロゲンは、コラーゲンやヒアルロン酸など肌のハリに必要な成分を作るために不可欠なホルモン。
大豆が原料である味噌や納豆を食事に取り入れ、お肌のハリUPに役立てたいですね♪
④ビタミンA
ビタミンCと同じく、ビタミンAも酸化を防ぐ作用を持つ抗酸化ビタミンです。
真皮層においては、コラーゲンやコラーゲンを生み出す線維芽細胞の酸化を防ぐ働きがあるため、積極的に補っておきたいところ。
ビタミンAは、うなぎやレバー、海苔などに多く含まれており、モロヘイヤやにんじん、ほうれん草、シソといった緑黄色野菜で補うこともできます。
*緑黄色野菜に含まれるβカロテンは、体内で必要な量だけがビタミンAに変換される。
【オススメの食べ合わせ】
★ビタミンC+βカロテン
この二つの栄養素を同時に摂取すると相乗作用が起こり、それぞれが持つ働きを高めることができます。
例えば、ビタミンCを豊富に含む赤ピーマンや黄ピーマン、ブロッコリー+βカロテンを豊富に含むにんじん、モロヘイヤで栄養満点サラダの出来上がり♪
この食べ合わせは彩りも鮮やかになるので非常にオススメです。
★ビタミンC+ビタミンE
ビタミンAやCと同じくビタミンEにも抗酸化作用があり、ビタミンCとビタミンEを一緒に摂ると相乗効果が得られます。
ビタミンEは、たらこやモロヘイヤ、うなぎ、ナッツ類に多く含まれていますので、ビタミンC含有量の多い食材と組み合わせて効率的に補いましょう◎
コラーゲンの経口摂取に意味はあるのか?
鶏の手羽先や軟骨、牛すじ、フカヒレなどコラーゲンを多く含む食べ物は数あれど、残念ながら食べ物でコラーゲンをおぎなってもその効果は“不明”だと考えられているのが実際のところです。
ただし、コラーゲンを含む美容ドリンクに関しては、肌への効果が期待できると言われています。
数年前までは、この美容ドリンクも「美肌効果は得られない」とされていましたが、コラーゲン研究が進むにつれてその見方に少しずつ変化が出てきているのです。
実際に行われたコラーゲン摂取による試験においても、肌の水分量UPやシワの軽減が認められており、アンチエイジングに高い期待が!
ただし、これはどのような飲み物でもOKというワケではなく、肉や魚などの骨や皮に含まれるコラーゲンを加熱処理し、ゼラチン状に変化させたあと、さらに酵素分解によって小さくした『コラーゲンペプチド』が使用されている飲み物(パウダー含む)にのみ該当します。
もちろん、食べ物や飲み物で普通のコラーゲンを補っても全くのムダになるという事はありませんが、より効率よくお肌のハリを高めたいのであれば、コラーゲンペプチド配合のドリンクを摂取するのも一つの手段◎
いずれにしてもコラーゲンは毎日補っていくことが大切ですので、無理なく続けられる製品を選ぶことから始めていく必要がありそうですね♪
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